愛があればなんとかなるとは言ったものですが、確かに何とかはなります。ただし相当な苦労を覚悟しなければいけません。
今回は「夫は学生で私は失業!失業保険でスタートした私達の新婚生活!」というタイトルで話をお聞きしました。
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私達の新婚生活は失業保険で暮らすという悲しいスタート…
私は68歳でWebライターをしています。
結婚は早く、好きで結婚をしたものの夫はまだ大学生。
私はフルタイムで仕事をしていたものの、体調を悪くして朝の9:00から夕刻5:00までの常勤で働けず、会社を辞めてしまいました。
夫とは一緒に住みたかった
それでも、夫とは一緒に住みたくて一緒になったものの、生活するということの何かも知らずに飛び込んでしまったため、私達の新婚生活は、私の失業保険で暮らすという悲しいスタートになりました。
若かったので、全く気にしていませんでしたが、余り気持ちは晴れませんでした。
失業保険は6ヶ月位もらっていましたが、昔は定期的に職安には通わなければなりません。
そして、仕事捜しについて報告を求められました。
フリーランスで働き始めるが収入が安定せず辛い
当時は編集関係の仕事などの紹介はなく、最初新宿の職安が指定されていましたが、「そういう職種なら飯田橋があるから」といわれ、飯田橋の職安に変わりました。
が、それでもなかなか決まらず、最後には新聞広告で私が捜してきて、某石油関係のPR誌にフリーで書く仕事を見つけてきました。
それと、児童英語の講師を週2回位教える仕事と掛け持ちをしました。
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フリーランスは自由だけど収入は不安定…
フリーランスの仕事は、時間も働き方も自分の自由になるかわりに、やはり、収入が不安定になることです。
定時の仕事が、月にいくらという予定が立ちますが、フリーだと収入が安定しません。
英語の講師の仕事も、生徒の人数分でのペイバックですから、人数が減れば、即自分の収入に跳ね返ってきました。
収入の予定が立ちませんので、収入がある時は溜めて、ない時は溜めておいたお金で賄うということになります。
そうしたことは、日常茶飯事でした。
その辺が、フリーランスの精神的に辛いところです。
機関紙編集の仕事を増やし何とか生活できるようになった…
そんななかで、夫はまだ学生で就職するといっても、単位がまだまだで卒業するのに必要な単位も不足していたのでそれもできません。
そうなることは予想して結婚したはずでしたが、現実は予想以上に厳しく、アパート代を支払って光熱費を支払って残ったお金を食費にあててギリギリの生活を強いられました。
経済的にギリギリの生活
その後、夫が出版社に就職するまでの10ヶ月位は、経済的にギリギリの生活をすごしました。
夫も、この間収入がないのでアルバイトにイラストを描いたり、デザインの仕事を単発でしたりしていました。
失業保険が切れて、安定した収入が得られなかった期間が、私達にとってお金が不足している一番苦しい時でした。
その後、私は機関紙編集の仕事を増やしました。
こちらもフリーでしたが、取材から記事を書き、割付まで1人で受け持ちました。
こちらは少し定期的な収入もあったので、経済的に少しは見通しがつくようになりました。
その後も夫の出版社の倒産だの危機はたくさんありましたが、生活するということに少しは慣れていたので何とか乗り越えられました。
新婚早々の不慣れな時に、いきなりお金が足らないという生活と直面したことは、気分的にきつい時期でした。
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