ビジネスを始めて最初はうまくいったとしても、その売り上げを継続しつつさらに成長させるというのは非常に難しいことです。
今回は「学生時代に行ったイベント業で資金の支払いに困った」というタイトルで話をお聞きしました。
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大学時代に始めたイベント業
41歳男性。私が今までの人生でお金が足りないと一番強く感じたのは大学生の時です。
大学生になってすぐに友人達とイベント業を始めたのです。
ちょっとしたビジネスです。
大人になってからもお金で困ることはありましたが、大人なのでお金を借りれるのと、大人なので自分でお金を稼ぐ手段が多いので、大金であっても解決策が多いです。
大学生はアルバイトをするしかお金を稼ぐ手段がない
しかし、大学生の頃は学生ですから、お金を稼ぐにもアルバイトしかないです。
それも学業をしながらですし、学費や生活費も自分で賄っていたので、そんなに多くのお金をビジネスへ投資できなかったです。
そんな状態で、元手は大学生の友人6名で50万円程度です。
これがギリギリです。
イベント業は順調で大きなイベントを計画したが…
イベント業を始めて、最初は順調に集客できて元手と共に利益も出せていたのです。
それが、調子に乗って、大きなイベントを開催すると決めたのが失敗だったのです。
そのイベントを開催するのに準備として100万円が必要です。
それぐらいは、これまでのイベントで稼いだ金額でなんとかなるので大丈夫だと考えていたのです。
それが、このイベントは共同開催だったので、別のグループに半分を負担してもらう計画だったのです。
ですから、別のグループも100万円の準備が必要です。
ビジネスはそんなに上手いこといかない…
開催を決めて、場所代や広告費や衣装代など全て含めて200万円だったのが、開催1ケ月前になって、急に別のグループが不参加だと言い出したのです。
大学生の甘さがここにあったのです。
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共同開催のグループが不参加…自分たちで何とかすることに…
大学生同士での企画でしたから、本当のビジネスのように契約書などを交わしておらず、口約束だったのです。
別のグループを完全に信頼していたので、まさか急に不参加だから、半分の100万円は出せないと言われるとショックで倒れそうです。
私のグループだけで200万円の資金はなかったのです。
しかし、開催予定の会場へは支払わなければならないです。
大学生ですから、借金をするわけにもいかず、また、お金を貸してくれるところもないのです。
大学生にお金を貸してくれる人は少ない
とにかく、そのイベントへ参加するお客様の数を増やすのみです。
イベントチケットをイベントが開催される当日のギリギリまで朝から晩までチケットをいろんな大学や短大へ出向いたり、路上で声をかけて手売りしてたのです。
それでも当日に合計すると200万円に達しなかったのです。
メンバー全員が毎日極貧状態で本当につらかった…
最終手段として僕達がとったのは、生活費を全額つぎ込むことです。
最終的に計算すると、赤字額が170万円以上になっていたので、6名で割ると、1人25万円ほどです。
学生で25万円の負担はキツイです。
イベントはなんとか終わらせましたが、どのメンバーも生活費が全くないので、毎日極貧状態です。
プラスで、イベント業を急に辞めるわけにもいかないのです。
忙しいのに極貧状態…毎日アルバイト状態
なぜなら、次のイベントも企画しており、それの支払いもあります。そうなると、25万円どころでなくなります。
メンバー6名は、イベント業をして忙しくしていながら、毎日極貧な生活をしつつ、マイナス分を取り戻せるのに半年以上かかったのです。
勉強しながら体にムチ打ってアルバイトを毎日していたのです。
親にバレると酷く怒られるはわかってますから、光熱費や水道代などを節約するために1人の部屋に集まってたりしてたのを覚えています。
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