憧れの一人暮らし。ウキウキ、ワクワクと期待に胸はずみますが実家暮らしと違い、一人暮らしは非常にお金がかかります。
今回は「憧れの1人暮らしはお金がなくて人生で一番困った時期」というタイトルで話をお聞きしました。
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貯金ができたので念願の一人暮らしを決意!
43歳女性、専業主婦。
43年間の人生の中で、本当にお金が足りなくて困ったと思った時期は、20代前半の1人暮らしをしていた時です。
あの時は、人生で初めてお金がないことがいかに不安な気持ちになるかを思い知らされました。
大学までは実家から通学していたので、特にお金に困ったことがありませんでした。
家賃や光熱費など一切支払う必要もなく、バイトで貯めたお金はすべて自分のお小遣いとすることができていました。
早く一人を暮らししたいという気持ちが強かった
ただ、早く一人暮らししたいという気持ちがあったため、学生時代から少しずつ貯金はしていました。
就職と共に1人暮らしをしようと決めていました。
そして、無事地元での就職先が決まりました。
勤務先は実家からも十分通える距離だったので、就職した最初の半年は実家から通っていました。
しかし、ある程度の貯金が貯まってきたことから、前から決めていた1人暮らしを始めることにしました。
突然1人暮らしをしたいと言った時に両親は驚いていましたが、何事も経験だからと反対せずに送り出してくれました。
一人暮らしに必要なお金をしっかりと考えておらず…
1人暮らしをスタートさせる私は、一人前になった気分でとにかく嬉しい気持ちでいっぱいでした。
しかし、準備をしていく段階で、徐々に1人で生活していくことの大変さを感じ始めていきました。
アパートを借りるのにも、家賃以外に敷金礼金がかかることもその時知りました。
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数十万円の支払い…
その時点でいきなり数十万円の支払いとなったのです。
その後も、電化製品や生活用品を揃えると、かなりの出費となりました。
瞬く間にちょっとずつ貯めた貯金がどんどん減っていきました。
生活していくことの大変さを1人暮らしをスタートさせる前から思い知らされてたのです。
しかし、1人暮らしをしたいと両親に宣言した手前、もう引き下がることはできませんでした。
これから生活していくのにどれぐらいお金がかかるのかといった不安を感じながら過ごすようになりました。
ギリギリの生活に耐えかね実家に戻ることに…
1人暮らしスタートしてから数か月、光熱費や家賃、食費、生活で必要な物などで、常にお金が出ていく状態が続きました。
とてもお小遣いとして費用を捻出する余裕がありません。
前は化粧品や服などにかけるお金があったのに、1人暮らしをしてからはとにかく生きていくために必要最低限のお金しかないといった感じでした。
それでもかなり食費も節約していた方なのですが、苦しい生活は続きました。
お金がないというのは、こんなにも辛いことなのか?
この時、人生で初めてお金がないというのは、こんなにも辛いことなのだということを知りました。
それと同時に親にいかに甘えていたかを痛感しました。
結局、ギリギリの生活に耐えかねて実家に戻ることになり、たった1年で1人暮らしの生活は終わりました。
1人暮らしの準備や生活費で、貯金はすっかりなくなってしまいました。
貯金を使い果たして、いい経験をしたと思うことにしています。
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