みなさんは会社と給料交渉をしたいと思ったことがありますか?もし自分が給料交渉をするのであれば、どんな材料(仕事の成果)で交渉にのぞむのでしょうか?
今回は「わたしは給料交渉のための材料を集めて交渉にのぞむ」というタイトルで話をお聞きしました。
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面談で社長に給料の交渉をしないと給料は上がらない
36歳男性、契約社員。
私の勤める会社は、明確なベースアップが存在しません。社員のほとんどが1年契約の契約社員です。
そのため、年に一回の面談で社長に対して給料面の交渉をしないと給料は上がりません。
何も言わなければ当然会社としては据え置きのほうがありがたいので変化なしです。
そんな社風の中で私が給料アップのために行っていることですが、やはり目に見える成果を出すことが一番効果的です。
会社にとって必要不可欠な資格を取ること
これが一番わかりやすいです。特に現状社内で持っている人が少ない資格だとより効果的です。
私はフォークリフトと衛生管理者を取りました。
衛生管理者は50人以上の規模の会社には必ず1人所持者が在籍していなければならないのですが、現在私の会社でこの資格を持っているのは定年間近の方1人のみでした。
そのため、この資格を持っていればこれを武器に強気の交渉ができると考えました。
フォークリフトも持っている人は比較的多めですが、一部の物流などの部署に資格者が偏ってしまう傾向にあったため、自分の部署では貴重な資格になりました。
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仕事上で成果を出して昇格すること
仕事上で成果を出して、出世すれば次回の更新で無条件で交渉できます。
役職手当+αでベースアップを引き出させることができます。
役職が付くということは会社にとって必要な人材と会社が認めている確かな証拠ですので、なかなか材料がないと言い出しにくい給料面も堂々と交渉することができます。
専門性の高い仕事に従事すること
どこの会社でもかならずその人がいないと仕事が回らない、上司でさえも内容を理解していない専門性の高い業務があります。
そこを押さえることによって、『辞められたら困る』という状況にしてしまいます。
そうすると引き止めのために相手の脳裏にも『給与アップもやむなし』という考えがちらつくはずです。
努力をするだけでは給料据え置きのまま業務が増える可能性も
簡単に書きましたが、どれも簡単に達成できるものではありません。
仕事に真面目に取り組んで、努力をして、周りからの信用を得なければなりません。
そういう意味ではある意味当然というか、必然的に給料は上がるのですが、私の会社のように交渉が必要になるようなやや特殊な会社もありますので、その場合はきちんと目的に対して準備をしておかなければなりません。
さもないと努力をするだけでは、給料据え置きのまま業務が増える可能性だってあります。
スキルを磨く、というのはあくまで手段であって目的ではありません。
常に『給料に反映させる』という目的意識をもって日々各種スキルを磨き、きちんと会社に交渉していく必要があります。
私は常にこの考えを心がけています。
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