一般的には成果が見えにくいとされる事務職。そのため、お給料が上がりにくいと言われますが中にはお給料が上がる人もいるようです。
今回は「営業マンの見込み管理を見える化し業績が伸びて給料アップ」というタイトルで話をお聞きしました。
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営業事務の私は頑張れば給料が高くなるわけではない
私は営業事務の仕事をしている33歳の女性会社員です。
営業マンの男性たちは、給与の中に歩合というか実績の報償部分があるので、新規客をとったり、新規注文をとったりすると給料が増えますが、私の場合はそういうわけにはいきません。
ちなみに私の給料の構成というか成り立ちは、基本給だけなので、それを上げるためには、毎年の給料の査定を5段階あるうちのAかBにしないと上がりません。
しかし、先に書いたように、頑張ればそれが数字に跳ね返って給料が高くなる、という職種ではないので、なかなか「いいところ」を見せることができません。
それでも何とか評価してもらおうと、私が頑張っていることを書こうと思います。
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営業のお手伝いでうまくいったのは見込み客を管理したこと
まず私の仕事は営業事務ということで、言ってみれば、営業マンの人たちのお手伝い仕事です。
見積もりを作ったり、簡単な企画書を作ったり、ということですが、そういう仕事の中でも、なんとか彼らが成果を挙げることのお手伝いになることは無いかと探して取り組んでいます。
最近ではその中でなかなかうまくいっているのは、見込み者管理です。
本当は営業マン一人人が見込み客を管理し、次には見積もりを持っていこうとか、企画を変えて持っていこうと考えるわけですが、そのお手伝いをしているうちに、その見込み客が本当に見込みがあるのかどうか、成約までの段階としてはどれくらいまで来ているのか、ということがわかるようになりました。
A会社は、見積もりを出したので、次はその返答を聞いて、再度必要なら企画書を出し直す段階、とか、B会社は次回は最終の答えをもらう段階、とかいうようにです。
それで、それを会社ごとに表にして、すごろくみたいに、今どの会社がどこまで来ているのかを見える化し、課長に見せてみました。
見込み客を管理できるようになったことで成約率が上がった!
すると非常に喜んでくれ、自分の部下の指導用にするから毎週作ってほしいと言われ、作るようになりました。
そして、そのうちに、部内で共有すれば励みになるので、といういうことで、予定表の隣に掲示するようになりました。
その結果、かどうかわからないのですが、うちの部署は成約率が目に見えて上がってきたのです。
みんなで見込み客を管理できるようになったことが大きかった、ということでした。
部署で社長賞をいただき、お給料もそれなりに上がった!
そしてその評価として、年度末にうちの部署は社長賞をいただき、1人1人に若干ですが報奨金が出ました。
私自身のその年の査定もAになり、お給料もそれなりに上がりました。
ということで、営業マンのお手伝いについて一生懸命考えて実行した結果、お給料が上がったという話です。
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