みんさんは他人にお金を貸す場合、自分との関係性をどのていど重視しますか?両親、兄弟、彼氏・彼女、親友、友人、先輩・後輩、知り会い。誰にまでならお金を貸せるのでしょうか。
今回は「大学時代に知り合った親友は信頼できるので80万を貸しました」というタイトルで話をお聞きしました。
スポンサードリンク
私がこれまでで1番お金を貸した金額は80万円
私は現在34歳の男性です。
仕事は会社員です。
出版社関係に勤めています。
今日は私がこれまでにお金を貸した体験談を記します。
振り返ってみると私がこれまでで1番お金を貸した金額は80万円です。
貸した相手は信頼している友人です。
彼とは大学時代に知り合い、就職先は違ったものの社会人になってからも年に何回か飲みに行ったり交友がある親友です。
親友は親の介護のために田舎に帰ることに…
なぜ私が彼にお金を貸したのかというと、ちょうど4年ほど前でした。
彼も私と同じような会社、教育関係の出版者に勤めていました。
しかし、彼の両親の体調が悪くなり、そして彼のお父さんが入院、退院を繰り返すようになりました。
そこで、彼は親の介護のために田舎に帰ることに決めました。
もちろん、田舎に帰るということは現在勤めている会社も辞めなければいけません。
そこで、会社を辞めた後はどうするのかと尋ねたところ彼は日中はできるだけ介護に時間をあてたいということなので、自分の家で学習塾を開くということを教えてくれました。
まさか自分で起業して塾を開くとは思っていなかったのでびっくりしたのですが、なぜそうするかという理由ははっきりしていましたし、彼ならできるのではないかと思ったので、何かしら助けになりたいと考えました。
スポンサードリンク
親友だからこそ書面でお金の貸し借りの記録を残した
そこで開業資金の準備について尋ねたところ、正直親の入院費、医療費でそれほど余裕がないということでしたので、私が開業資金を貸すことにしました。
彼はすでに知り合いの大工さんに家をリフォームして教室にするための見積もりをお願いしていました。
そして、彼の貯金だけでは足りない分、80万円を貸して欲しいということでしたので、80万円を貸しました。
最初は友人なので書面などはいらないかと思いましたが、彼から友人だからこそしっかりと書面でお金の貸し借りを残しておきたいということでした。
そこで、もちろん無利子で80万を借用したという旨の書面を作成しました。
他人にお金を貸すことは親友以外にはない
それから友人は1ヵ月後に無事に学習塾を開業しました。
しばらくはなかなか生徒が集まらず返済を待って欲しいという連絡がありましたが、半年ほどしてからきちんと返済してくるようになりました。
そして4年ほどして私が貸していた80万円は無事に完済されました。
振り返ってみると他人にお金を貸すことは彼以外にはありません。
しかし、信頼できる人の役に立つためならお金を貸すということはお互いの絆を強めるものだと思いました。
今でも彼とは親友です。
お互いにこれからも困ったときは力になりたいと思います。
スポンサードリンク