お金をちゃんと返してくれそうな人。そんな人を見分ける方法はあるのでしょうか？それを見分けることができる人は「人」をみる目が優れているといえるかもしれませんね。
今回は「クレジットカードを使い過ぎた友人のためにお金を貸す」というタイトルで話をお聞きしました。
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両親から借金は貸すのも借りるのもダメと教えられてきたが…
私はかなり保守的な両親のもとに育ちました。
借金は貸すのも借りるのも絶対にダメだと、強く教えられてきました。
そんな私でしたが、学生時代やOL時代はかなりのどんぶり勘定で、友達と飲みに行ったりしても少し多く払ったりしないと気が済まないタチでした。
「セコイ人だ」と思われるのが、嫌だったのです。
私は女性ですが、男性におごったりすることもよくありました。
仲が良く信頼していた友人に3万4千円を貸すことに…
現在は私も３４歳になり、専業主婦をしているので、お金に関してはかなりシビアになりましたが、OL時代はお金を貸したりすることも多かったです。
そうはいっても、事務職をしていたので、収入はそんなに多くはなく、貸すといっても数百円から数千円でした。
しかも、私はそんなに心が広くなかったので、一度貸して返してくれない人には貸さないようにはしていました。
そんな私が一度だけ、学生時代からの友人に３万４千円を貸してしまったことがありました。
収入が多くなかった私にとって、それはかなりの高額な金額でした。
普段なら絶対にそんなお金を貸さないのですが、その友人が学生時代から仲が良かったこと、信頼していたこと、それまで一度もお金を貸したことがなかったことから、この友人なら大丈夫だろうと貸しました。
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友人はクレジットカードを使い過ぎていた…
お金を貸した理由は、友人のクレジットカード返済のためでした。
友人は買い物のほとんどをクレジットカードで行っていて、自分がどれだけ使ったか分からない、気が付いたら請求額が膨れ上がっていたという状況に陥っていたのです。
当時は私もクレジットカードで痛い目を見ていたので、友人の気持ちは痛いほど分かりました。
友人は預金もなく、ある月のカードの請求額が１０万円を超えていて、とても給料では支払えないとのことでした。
友人はご両親から、実家に戻ってお見合いをするように言われていて、実家とも揉めていたため、誰にも頼れる人もいなくて途方にくれていました。
友人は翌月の給料が入るとすぐにお金を返してくれた！
そこで、私の方から返済に足りない分を貸そうと話をもちかけたのです。
友人からは最初断られましたが、最終的には貸すことになりました。
友人はきちんと借用書のようなものも用意してくれて、翌月の給料が入るとすぐにお金を返してくれました。
本当にありがとうと感謝されました。
このことがきっかけで、私も友人もクレジットカードの使い方について、少し見直そうと、一緒に頑張るようになりました。
結果的にはクレジットカードとも上手に付き合えるようになりましたし、このできごとがあったことで友人との絆も深まったと思います。
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