いくら仲が良いとはいえ他人にお金を貸すのは極力避けたいものです。しかし会社の同僚で苦楽を一緒に経験した仲間であればどうでしょうか?
今回は「他人にお金を貸す際の心積もりについて」というタイトルで話をお聞きしました。
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お金の貸し借りは極力避けてきた
わたしは今年42歳になるサラリーマン、男性です。
基本的には両親からのむかしからの教えもあって、お金の貸し借り、特に個人的な内容については極力避けてきました。
自分自身、借金という経験もなく、唯一が住宅ローンというところでしょうか。
他の大きな買い物は自動車であれ、家電品であれ、すべて現金で購入してきました。
こうしたポリシーがある以上もちろん、他人にお金を貸すことなどは以下に親しき仲であろうとも行わないというのがポリシーですが、唯一お金を他人に貸したことがあります。
後にも先にもこの1回だけです。
同僚は兄弟以上に仲がよいといっていいくらいの付き合い
お金を貸した相手は会社の同期で入社したときの独身寮で同じ部屋で相部屋で過ごした仲でした。
それ以来、本当に兄弟以上に仲がよいといっても過言ではないくらいの付き合いをしてきました。
そんな友人からのお金を貸して欲しいといわれたことで人生ではじめてのお金を貸すことになったのです。
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同僚は結婚式について悩んでいた
もう10年ほど前の話になります。
私は既に結婚して家庭を持っていましたが、彼はそのタイミングで結婚することになっていました。
諸所の事情があり、両親からの結婚資金の援助、新生活の援助なども得ることができず、かつ奥さんとなる方も同じような境遇であったことから結婚式を挙げるにしてもどの程度の規模で行うか非常に悩んでいました。
いくらご祝儀があるからといって新生活の資金を考えた場合に無理は出来ません。
同僚に50万円をボーナス時に一括で返済という条件で貸した
もちろん、それなりに貯蓄はしていたのですが、そのときに奥さんが妊娠していることも発覚し、どうしてもキャッシュフローとしてまわらないときがあったのです。
もともと、わたしがジュース代なども含めてお金の貸し借りが嫌いだということを前提であえて、お金を貸して欲しいという申し入れがありました。
金額は50万円でボーナス時に一括で返済という条件です。
よく知った仲だし、同じ会社に勤めていれば収入もおおよそわかります。
もちろん、最初は悩みましたが家内と相談した結果、「貸したお金は返ってこないという心構えで50万円を貸そう」ということに決めたのです。
本来なら借用書などを親しき仲でも準備すべきですがあえてそれも準備しませんでした。
お金を貸すということ事態、返済がなくとも仕方ないという事だという自分たちの意思表明でした。
無事、予定通りにボーナス時に一括返済された
こうした心がまえも含め、認識が合致した家内には非常に感謝しています。
もちろん、予定通り、ボーナス時に一括返済されましたが。
お金を貸す際にはこれくらいの心積もりが必要だと正直に感じました。
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