持家の人限定!あなたはいくらで家を買いましたか?なぜ家を買ったのですか?
お金の情報局CASが独自に調査を行い、個人の方にお話を聞いてみました。
今回は「失職し将来のことを考え、土地建物合わせて2600万円で自宅を購入」というお話です。
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自宅購入を考えたきっかけはリーマン・ショックでの失業
私は現在専業主婦で40代後半です。5年前に自宅を購入しました。
購入額は土地代が約750万円、建物が約1850万円でした。借金を定年60歳までに完済したいと考えその金額に見合う家を建てました。
自宅購入を考えるきっかけになったのは2008年のリーマン・ショックで私が仕事を失ったことが大きいです。
結婚を機に子育てを考えて親元のそばで生活することに
私たちは結婚時期が遅く私が38歳の時に結婚、主人は関東で働いていましたが結婚を機に私の住んでいる地方で生活することにしたため転職して地方に来ました。
子育てするにはどちらかの親元にいたほうがなにかと助けてもらえるし私も仕事をそのまま続けることができるので主人が転職することを選びました。
私は当時年収400万ほどで共働きするつもりだったし特にお金の心配はしておらず、主人にも賃金よりも倒産などの確率が低そうな会社に再就職してもらいました。
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家賃、駐車場代合わせて月10万!過去は無駄の多い生活…
賃貸マンションで駐車料など含めて月10万くらいのところに住んでいましたが特に困ることもなくそれなりに外食などもして、今から思えばかなり無駄の多い生活していたと思います。
高齢だったため子供はすぐ作り、結婚して1年後には第一子を出産、第二子も年子ですぐ妊娠しました。
第一子の時は産休のみで育休は取らなかったのですがさすがに二人目は育休を申請、あと3ヶ月で産休に入るというときにリーマン・ショックがあり、私の会社はそれなりに大きい会社でしたが私が勤務している営業所の閉鎖が決まり解雇されることになりました。
第二子を妊娠中だったためすぐに再就職することも難しく、仕事がなくなると第一子も保育園には預かってもらえなくなり、1歳児と0歳児が幼稚園に行くまで専業主婦で子育てに専念することになりましたが、収入が400万減ったわけですから今までと変わらない生活というわけにはいかなくなりました。
失業で貯金を切り崩す日々…将来への不安…
賃貸の10万も払うのが厳しくなりましたが貯金を切り崩しての生活になると将来が不安です。
もっと安いところに引っ越すことも考えましたが、賃貸にお金を払うくらいならいっそ自分たちの家を買って家賃ではなく自分たちの資産になるものに払っていこうということになりました。
預金、生前贈与をもとに住宅ローン組んで自宅購入
私が会社を辞めたので社内預金などで800万程手元にあったのと両親から住宅購入目的の生前贈与をもらえたので、主人が1200万住宅ローンを60歳までの返済で組み自宅購入することができました。
幸い土地が私達の希望する地区でかなり安く売りに出されていたのがあったのでそちらを購入し建築業者も希望の値段で建ててくれるところを見つけることが出来ました。
月々の返済額も以前の家賃より少なく抑えることが出来たし、小学生の子供2人がドタバタしても賃貸の時のように下の階に気を使う必要もなく快適に暮らせています。
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