皆さんは老後にいくらお金があれば安心できると思いますか?
老後にどれくらいの危機感を感じているでしょうか?老後に危機感を感じるなんて・・・なんかつらいですよね。前もって安心を手に入れておきたいものです。
今回は30代男性個人事業主の方に老後についてお話を聞いてみました。タイトルは「老後に必要な貯金額に感じる危機感」です。
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老後にお金はいくら必要? | |||||
性別 | 男性 | ||||
年齢 | 30代 | ||||
その他 | 個人事業主 |
わたしの将来への不安
私は都内に住む33歳の男性で、仕事は個人事業主としてWEB制作と飲食店のコンサルティングを行っております。私と同じく個人事業主の方にはよくある事なのですが、老後のための資金を自分で管理して貯めなければならない状況の方が多く、一体いくらあれば安心して穏やかな老後生活を送れるのかが不安になる事があります。
老後に必要な資金はいくらか?
そもそも老後というのが何歳からの事なのか?私は65歳で仕事をリタイヤし、85歳まで生きると仮定した20年間に必要な資金をシミュレーションする事があります。このシミュレーションで重要になってくるのが住宅ローンや家賃についてですが、65歳には持ち家で住宅ローンも支払い終えている状態を想定しています。そうしますと、最低限の生活に必要な費用は夫婦2人での生活で想定される主な出費は「食費・水道光熱・保健医療・交通通信・教養娯楽・税金 社会保険料・その他」といったところです。その他の中には散髪代や交際費などが含まれています。
老後は月々23万円必要!?
住居にお金が掛からないと想定すると、上記の出費の合計金額は「23万円前後」が平均になると、老後の無職世帯に関する統計調査で出ています。前提として今と同じ経済水準を日本が保てたとして、です。医療費などにありがちな急な出費を考えますと、1ヶ月で25万円程が妥当なところとして、その12ヶ月分ですとちょうど300万円。その20年分ですから6千万円となります。
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将来の年金には期待できない・・・
想定外の大きな出費や住居費用を無しと考えてこれですから、もしも住宅ローンが支払い終えていなかったり、賃貸だったりした場合にはさらに掛かる事になります。昔はこの大部分を年金で補填出来るはずでしたが、現在の経済状況からして私の世代に年金が満額支払われる事は期待しない方が良いと考えています。もしも支払われればラッキーで、最悪の場合を考えて貯金しておかなければなりません。
老後資金をどう貯めるか?
上記のシミュレーションではピンと来ない方もいるかと思いますが、6千万円を貯めるのにいつからどのくらいの貯金をしなければならないかを考えると、事の重大さが一気に自分事になってきます。どういう事かと言いますと、毎月25万円×20年の計算ですから、65歳になるまでの20年間に同額の25万円を貯めなければなりません。という事は、45歳から毎月25万円の貯金をして、やっと平均的な老後の生活が送れるという事です。世帯年収によってはこの金額が重荷にならない方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの方にとってなかなか厳しい数字なのではないでしょうか。
自宅が持家ではない場合
さらに、もしも住居費用が月5万円程掛かるとしたら20年間で1200万円掛かります。45歳からの貯金にプラス5万円の合計30万円という事になります。これを問題無く貯めるには、やはり夫婦が協力して共働きを続けるか、収入を上げる、または早いうちから節約生活を送るなどの手段が必要になってきます。
これからの老後生活は厳しいものに
もしも現在の仕事だけでは収入が上がる見込みが無いという状況でしたら、副業なども選択肢に入れるべきでしょう。若い方ほどぼんやりとしたイメージでしか老後を捉えられないと思いますし、それも仕方ありませんが、マネープランを具体的に考えると決して悠長な生き方が許される状況ではないのかもしれません。
この記事は、お仕事サイトランサーズに依頼して一般の方に書いて頂きました。
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