皆さんはお金に対してどのような価値観を持っているでしょうか?お金に対する知識がないと、最悪の場合人に騙されてしまう事があります。
元々私はお金に対しての執着心はあまり強くなかったのですが、カイジに出てくる利根川に出会って価値観が大きく変わりました。
他人に負けない人生を作る為に必要なマンガだと思うので、是非読んでほしいと思っています。
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カイジ利根川に学ぶお金に強くなる名言
私のお金に対する考え方を作ったマンガは「カイジ」です。
もともと原作者の福本伸行さんの事を麻雀系のマンガで知ったのですが、なんとなく手に取ったら思った以上にはまりました。
当時は高校生くらいだったと思います。
初めてカイジを読んだときは、少し怖いくらい現実を見させられたような感じがしたのですが、カイジを読んだ事によって私はお金を稼ぐ事を真剣に考えるようになりました。
お金を稼ぐ事の難しさや、リスク、などなど、初めて読んだ時にわからなかった事が、大人になってから理解できるようになった気がします。
カイジの中に利根川というキャラクターが出てくるのですが、この人の言っている事は本当に的を射ていると思います。少し大げさな表現もありますが、紹介していきたいと思います。
利根川は帝愛グループという大きな裏組織の最高幹部で、その中でNo.2のポジションにいる人間です。裏組織というのは高利の金貸し、つまり闇金を主に活動している組織なんです。
その利根川というのがすごく面白い発言をしていて、初めて読んだ時には衝撃的でした。
気になった発言とそれに対する考え方をまとめてみました。
大人は質問に答えたりしない!それが基本だ!
これは何を言いたいかというと、社会に出ても誰も正解なんて教えてくれない。自分で答えを見つけなければいけないんだという意味です。
すごく深い言葉だと思います。
例えば、私はお金を稼ぎたいです。なにか簡単で良い方法がありませんか?と社会で聞いても誰も教えてくれません。
なぜなら、そんなうまい話を知っていたら自分がやっているからです。
そして、競争社会、出世社会の中では、全員がライバルなんだという意味も込められていると思います。それが部下であっても上司であっても関係ありません。全員がライバルなんだという事なんです。
そして、この話には続きがあります。
「中には答える大人もいる。しかし、それは答える側にとって、都合のいい内容だからそうしているのであって、そんなものを信用することは、つまりのせられているってことだ。」
ここに、騙されない人生を作る為の秘訣が隠されています。
利根川の考えでは全員がライバルなので、簡単に質問に答えるような奴は逆に怪しいんだという事です。
例えば、「出世する為にはどうすればいいですか?」という部下の質問に対して、「俺のいう事だけを聞けば必ず出世できる。社長より俺の話を優先させるんだ」なんていう上司が信用できますか?
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そこで上司のいう事を聞くような人であれば、おそらく利用される人生だと思います。
逆に、そこで怪しいな・・・と思うのであれば、話を聞きながらもリスクを考えながら行動するべきだと思います。
金は命より重い…! そこの認識をごまかす輩は生涯地を這う…!
2000万円という大金は、高校受験、大学受験、就職活動、出世競争を勝ち抜いて、40代50代になってやっと手に入れられる大金。
それを、ろくに生きてこなかった人間がたった一瞬で2000万円を手に入れられるはずがない。命と引き換えくらいの事をしなければ・・・という事なんです。
確かに2000万円というのは大金です。お金を手にする為には命がけで働いている人もいると思います。
少し大げさな言い回しにはなっていますが、それくらいの感覚でいなければ一生お金を手に入れられないと思っています。
「勝ったらいいな」じゃない・・・! 人生は「勝たなきゃダメ」なんだ・・・っ!
これもすごく深い言葉だと思いました。
最近は結構言われた事だけする受け身の人が多い気がします。とりあえず頑張って給与が上がればいいなぁ・・・と思っている人は、大きく給与が上がることはありません。とにかく給与を上げる為には何をすればいいのか?
今のままでは足りない。もっともっと上を目指さなければ!という気持ちが必要だと思います。
私の20代後半はこのような気持ちが強かったです。
自分がどのような動きをすれば会社の為になるか?どのように動けば評価され、自分の給与に反映されるか?という事ばかり考えていました。
結果的にはとてもプラスの方向に動けたと思います。
一生迷ってろ…! そして失い続けるんだ… 貴重な機会(チャンス)をっ!
失敗したら「死」というゲームに対して、迷っている人達に対して言った名言です。
大きな負債を抱えている人達が死ぬことを恐れてゲームに参加するのを迷っているが、利根川いわく、成功したら2000万円も稼げるゲームに迷うやつは、この先もずっとチャンスなんて訪れない。
迷うやつはずっとチャンスを失い続けるんだ・・・。という事を言いたかったんです。
「死」を賭けたゲームなんていうのは現実的にはありませんが、大きな仕事や責任がある仕事を目の前にして、迷っている人は一生チャンスを失い続ける。
これもすごく納得できる言葉だと思います。責任を取るような事をしたくない人は一生出世できません。
出世するという事は責任を取る立場にいくということなんです。
利根川の言葉はすごく大袈裟ですが、言っている本質は正しい事だと思います。
実際に死を賭けるような覚悟は必要ないと思いますが、大きな覚悟をして行動をしないとお金を稼ぐ事は難しいんです。
利根川の言葉にとても影響を受けたのでまとめてみました。
カイジを読んだことがない人は是非読んでみてくださいね。
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