食費、光熱費の節約というのは必ず行動を起こさなければ効果が出ない節約です。では、たった一度の見直しで放っておいても節約となる項目。それは固定費の節約です。
今回は「もっとも簡単で一番効果がある節約は固定費の見直し」というタイトルで話をお聞きしました。
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定年後のことを考えると節約が最も有効な手段
私は55歳の男性で会社員をしています。いわゆるサラリーマンです。
私の会社では60歳で一旦定年退職になって本人が希望すれば毎年ごとに契約して65歳まで働くことができます。
ただし、再契約するときの給料はおおよそ3分の1に減らされます。
60歳になったら自由な時間を楽しみたい
私は60歳になったら仕事はやめて自由な時間を楽しみたいと考えています。
そしてそれには多少の財産形成をしておく必要があります。
財産形成とは早い話が貯蓄ですから、方法は収入を増やすか、支出を減らすか、その両方かしかありません。
一般には財産形成するにあたって収入を増やすという方法はあまり現実的ではありません。
支出を抑えるという方法、つまり節約が最も有効な手段となるのです。
固定費を見直せば放っておいても節約できていく
ここまではみんな解っていることなのですが、いざ実践となると方法を間違う人が多いのです。
まず、電気代を節約するために電球をまめに消すいう人は思ったほどお金が貯まりません。
それは方法が間違っているからですね。
では、まずは何から始めるかというと支出項目のうち大きなウェイトを占める固定費をみなすことで、放っておいても節約できていく仕組みが出来上がります。
一般に固定費の支出項目でウェイトの大きいのは住宅関係費、教育費、生命保険や医療保険の保険料、自家用車に関する経費が挙げられます。順番に見ていきましょう。
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金利や家賃を見直す事で節約ができる
まずは住宅関連費ですが、賃貸の人にとっては家賃であり、マイホームを持つ人にとっては住宅ローンです。
家賃は借りている物件を見直すことで節約できますね。
住宅ローンを借りている人はローンの借り換えによって金利を減らしたり、繰り上げ返済で大きな金利を節約できます。
私のように働かない人間にとっては住宅ローンを完済することは老後にリスクを残さないことにもつながります。
生命保険や医療保険の見直しは必須!
次の教育費は子供の将来への投資でもあるのでなかなか手をつけるのは難しいので後回しにしましょう。
そして生命保険や医療保険の保険料はぜひ見直してみてください。
保険という商品は統計確率に基づいた商品ですので確率的には保険会社は損をしない仕組みになっています。
保険の本質が何が緊急事態が起こった時に家族が露頭に迷うのを金銭でカバーするという考えですから、どれくらいのお金が必要なのかは自分でよく考えてください。
医療保険や自動車保険を見直す事で節約できる
私は生命保険も民間の医療保険もやめました。
子供はすでに独立しているし、医療は公的保険の高額医療制度で十分に対応できると思っていますので200万円の現金を医療保険のかわりに貯金しています。
最後に車は軽自動車にすることで車検や毎年の自動車税、そして燃費もいいので維持費は格段に安くなりました。
以上のようなところを見直すと放っておいても節約できていきます。
とにかく節約は最大の収入だと覚えておいてください。
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