写真を撮影してお金を稼ぐ方法を知っていますか?以前テレビ番組で紹介された事もあって知っている人も多いかと思いますが簡単に説明をします。それは写真販売を行っているサイトに自分で撮った写真を登録して売れたら報酬がもらえるという仕組みです。
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この写真販売はプロ・アマ問わず販売ができます。そして、なかには会社員の方で副業として写真販売を行っていたが儲かるので本業にしてしまったというケースも。羨ましいですね。そして夢がありますね。
そこで気になる写真販売の収入と儲けるコツをまとめてみました。
そもそも、そんなに写真って売れる?
インターネットが発達したこの時代に、写真ってそんなに売れるの?という疑問を抱く方は多いと思います。しかし実はインターネットが発達したからこそ写真が素材として売れるようになってきたのです。写真販売サイトで購入する方の多くは企業です。
企業が写真素材を使う用途はWebサイト制作、パンフレット、広告などさまざまです。写真販売サイトの中には0円で使用できるサイトもありますが、その制作物に合う写真があまりありません。かといって実際に写真を撮りに行くとなると大きな金額と時間がかかるのです。
写真をメインとした制作物であれば実際に撮影を行いますが、制作物を彩るパーツの一部として必要な写真であれば写真素材サイトで購入した方が時間を掛けず安く済むのです。
写真をどこで売るの?報酬は?
写真を販売できる有名な写真販売サイトです。全て登録無料ですので自分に合ったサイトを選んでみましょう。
PIXTA
写真・イラスト・動画素材販売サイト【PIXTA(ピクスタ)】
総素材数:1,310万点以上
販売者数:約 170,000人
報酬:売り上げの34%~60%
photolibrary
photolibrary
総素材数:300万枚点以上
販売者数:約 53,000人
報酬:売り上げの50%~60%
iStock
istockphoto
素材数:760万点以上
販売者数:約 80,000人
報酬:売り上げの15%~45%
fotolia
fotolia
素材数:4300万点以上
販売者数:不明
報酬:売り上げの20%~46%
※報酬率はサイト毎に変わりますので詳しくは各サイトでご確認ください。
登録発生から報酬発生まで
それでは簡単に報酬発生までの流れを見てみましょう。
1.会員登録
・登録は無料
※身分証明書の提出、銀行口座の登録が必要な場合があります。
2.素材データアップロード
販売可能な条件に適した素材をアップロードします。
3.写真データの審査
写真が販売条件に合っているか審査されます。
4.写真の販売
審査に通過した写真が販売され売れるのを待ちます。
5.報酬発生
報酬を受け取ります。
売れれば売れるほど報酬率が上がる仕組みのサイトが多いです。報酬発生までの流れは簡単ですが、審査通過と報酬発生はなかなか難しいようです。写真の審査が通らず、審査に通っても売れない・・・という話も。
審査について
さて写真販売に興味が出てきた方の中で「審査?」どんな内容?と思っている方が多いのではないでしょうか?審査で見られるポイントをまとめてみました。
【写真データ】
これは写真の解像度、ファイルサイズ、ファイル形式などが条件を満たしているかです。他にはピントが合っていない、ノイズが入っている場合もNGとなるケースもあるようなので気を付けましょう。
【法的な条件】
人物写真は肖像権の問題があるので被写体の人に許可を必ずとりましょう。
そして非常に複雑な問題なのは建物や場所、物の写真です。
これは写真購入者が商業利用を目的として使うのか、個人的な目的で使うのかで著作権に触れるかどうかが変わってきます。
そのため審査内容は各サイトによって異なるので詳細は各サイトで確認下さい。
【芸術的な条件】
この条件を定めているサイトとそうでないサイトがあります。
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例えば
「動植物の画像は大量に存在するので、付加価値のあるものにする。」という審査基準があります。確かに動植物の写真は法的な条件をクリアしやすいので販売する人も多いですよね。だから「付加価値」をというのはわかりますが、すごくあいまいな審査基準なような・・・。
先にも書きましたが審査内容は各サイトで違うものになっています。まずは各写真販売サイトの規約を確認して、写真が審査を通過できるかチャレンジしてみましょう。また写真の専門用語など、わからない場合は検索すればすぐに解決できるのであきらめずに頑張ってみましょう。
写真撮影で稼ぐためのポイント
ここでみなさんが一番気になっている、写真撮影で稼ぐポイントを紹介します。まず一番初めに誰でも出来る稼ぐポイントは「写真に適切なタイトル、タグを付ける事」です。もちろん写真自体も重要ですが、写真購入者は必ずキーワードで検索します。
タイトル、タグが写真に合っていなければ、せっかく見られても購入してもらえる事はありません。そして次の稼ぐポイントは大きく二つにわかれます。
【自分の表現したい写真を撮る】
こちらはアーティストタイプ向けです。芸術的な写真はすぐに売れるようになるか何年後に売れるようになるかはわかりません。しかしあなたの写真を見て「感性」を気に入ってくれた方からオファーが届き大きな仕事につながるかもしれません。
【ニーズの高い写真を撮る】
写真販売を副業として考えている方はコチラにしましょう。
・表情豊かな人物写真
・大人数で写っている写真
・文字を入れられるスペースがあるもの
・何をしているかわかりやすい人物写真
・四季を表すもの
・企業やビジネスで使いやすいような明るく印象がよいもの(人、街並み)
・特定のジャンル、職業に特化した写真
上記を参考にしてもらえばわかると思いますが、すでに同じタイトル・タグで多数ある写真はプロの方が撮った素晴らしい写真で溢れています。そこにアマチュアの方が撮った写真が並んでも買ってもらえる可能性は限りなく低いです。
あなたの生活、環境、家族、仕事、趣味。まわりを良く見てみてください。「あなただから撮れた写真」があれば写真撮影の副業が成功に一歩近づくでしょう。
売れない写真
今度は売れない写真についてです。なぜ売れないのか?理由はたくさんありますが代表的な理由をみてみましょう。
文字やロゴが写っている
文字やロゴが写りこんでいると著作権が発生する可能性があるので購入されにくいです。
誰でも撮れそう、どこでも撮れそうなもの
もうすでにプロの素晴らしい写真があるので購入されにくいです。例えば、ありふれた風景に「親子が手を繋いで帰るうしろ姿」という場面の写真であれば売れる写真に近づきます。
構図がよくない、似ている構図のもの
構図がよくないものは使用しても違和感を与えるだけなので購入されにくいです。その写真が何に使われやすいのかを考えた構図にし、他の写真との区別をつけましょう。また、ここでは技術的な問題としての売れない写真は書きませんでした。それはノイズ、ピントが合っていない、水平がとれていないなどの写真は審査を通らない場合も多いためです。
例え審査を通ったとしても使いづらいので売れる可能性が低いでしょう。写真撮影で稼ぐためのポイントでも述べましたが誰でも撮れそうなものは、すでにプロが撮っているので売れる可能性が低いです。「あなただから撮れた写真」を撮るように意識しましょう。
写真を撮影してお金を稼ぐ方法まとめ
いかがでしたでしょうか?すでにカメラ好きな方、カメラに興味がある方。好きな事をしてお金をもらえるなんて、とても幸せな事ですよね。
ただ写真販売を目標とするのではなく、あなたが撮った写真は他の写真と何が違うのか?自分の力試しの場として考えれば、あなたの写真テクニックの向上にもつながります。他の方の作品と比べることで「自分の写真に無い要素」「自分の写真にある要素」が感じ取れると思います。好きな事をしてお金がもらえ写真の勉強にもなる。
そんな楽しい写真販売を始めてみてはいかがでしょうか。
明日までにお金を稼ぎたい。今すぐにでも!という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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