皆さんはお金で失敗していますか?
私はお金で数多くの失敗をしているのですが、今回は40代男性会社員にお金に関する失敗談をお話して頂きました。タイトルは「結婚を前にして予期せぬ出来事」です。
この方が実際に経験したお話を聞いて、お金で失敗しないように注意しましょう!
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お金失敗談エントリー(9) | |||||
性別 | 男性 | ||||
年齢 | 40代 | ||||
その他 | 会社員 |
40代男性会社員のお金失敗談
これは45歳(男)の体験談です。
十数年前のことです。
独身だった、私はアパートで一人暮らしをしていました。
半年後には当時付き合っていた彼女と結婚を予定しています。
最初は私の住むアパートの部屋での新婚生活を開始するつもりでいました。
二人で暮らすには多少手狭ですが、仕方ありません。
あまりお金はなかったんです・・・
あまり貯金をしていなかった私では、式を挙げるだけで精一杯で、とても新居を構える余裕はありませんでした。
彼女もそれに納得してくれました。
突然の予期せぬ事態に襲われたのは、そんな頃です。
ある日、会社で勤務していた私に一本の電話が入ります。
相手はアパートの大家で、何やらとても慌てている様子で「とにかくすぐ来てくれ」とそう言っています。
言われるがままアパートに戻ると、そこで目の当たりにした光景に私は愕然とします。
二階にある私の部屋から多量の水漏れ、それが真下にある部屋をビショビショにしていたのです。
何故こんなことに、なったのか。
その原因は水道の凍結によるものでした。
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水道は凍結して出なかった
真冬であったこの日は特に冷え込みが厳しく、朝起きた時点で水道は凍結して出ませんでした。
日中に気温が上がれば溶けるだろう。
私はそんな風に考え会社に出社していたのですが、良くなかったのは水道の蛇口を全開にしていたことです。
溶けて流れ出した水道は、多量の水を流し続けていたのです。
階下の住人に平謝りしながら、私は途方に暮れます。
しかし、そこに立ち会っていた年配の大家は、優しい笑顔を見せ「大丈夫だよ。俺にまかせとけ」とそう言ってくれました。
その言葉に些かホッとした私は、アパートの修繕を大家に頼ることにします。
しかし、それが大きな間違いでした。
一週間後、届いた請求書を目にして私はギョッとします。
請求金額の総額は五十万を超えていました。
後で耳にしたのですが、この大家はあまり評判がよろしくない人だったらしく。
この時も恐らく、請求額を水増ししていたと思われます。
必死の抗議!
そもそも水道が凍結するような欠陥アパートが悪い、とそう考えた私は必死に抗議しました。
しかし打って変わって、鬼のような形相となった大家さんの迫力に敗北。結局、泣く泣くそれを支払うことに……。
こんな大家が経営する部屋で、新婚生活は送れません。
私は新しい部屋を探して、すぐに引っ越しを決意しました。
しかしアパートの修繕費と引っ越し費用で、私の貯金は底をつきます。
すなわち結婚費用も、足りなくなってしまったのです。
借金することも頭を過りましたが、結局は彼女に正直にお金がないことを告げます。
そして、彼女の貯金に頼り式を挙げることとなった私。
そんな私に、夫としての権威などあるはずもありません。
新婚当初から二人の力関係は、既に決していたのです。
この記事は、お仕事サイトランサーズに依頼して一般の方に書いて頂きました。
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