皆さんはお金で失敗していますか？
私はお金で数多くの失敗をしているのですが、今回は50代女性主婦にお金に関する失敗談をお話して頂きました。タイトルは「父が住んでいる家を狙う人が」です。

 

この方が実際に経験したお話を聞いて、お金で失敗しないように注意しましょう！

 

お金失敗談エントリー（11）
性別	女性
年齢	50代
その他	主婦

 

50代女性主婦のお金失敗談

 

うちの父は、一人暮らしで一戸建ての家を二つ持っています。
ひとつは、新しく建てた家で、本来なら私の弟が結婚したら住んでもらおうと思って買ったものです。
これが、間違いで、弟のお嫁さんは自分が住みたい街で、設計も自分が希望するものがいいといって別の物件を購入しました。

 

父の姉、わたしにとっては叔母ですが、実質奥さんのような働きをしています。
別居している母に代って、父の食事や生活の面倒を見てくれました。
それで、叔母が父の家がほしいと思ったのです。

 

叔母の名義に変更

 

もちろん、無料ではなく中古になっていたので、土地代の１5００万を渡して叔母の名義にしました。
売ったら、２500万くらいにはなったと思うので差額１０００万は叔母に対するありがとうの気持ちでしょうか。

 

しかし、問題は複雑になりました。
叔母の名義の家に父がそのまま住む。
叔母の息子は、もう叔母の名義なので自分たちの家のように行き気する。

 

父の甥のおよめさんが、住みたいと思うようになったようです。
甥夫婦はずっと狭い借家だったので、5部屋くらいある父の家は魅力的です。
しかし、父も追い出されるといくところがないのです。

 

父の家がなくなってしまう

 

もうひとつの古い家は、もう他の人に貸していて、そこはもう父も住みたくないと思っていました。
結果どうなったかというと、これも甥のお嫁さんが考えが変わりました。
父が出ていかない、ずっと住むのなら、自分たちは他に家が欲しい。

 

なので、父は名義をもう1度自分のものにして、姉にまた１５００万払いました。
その１５００万と、自分たちの貯金をたして、中古住宅を買うようです。
あれこれ手続きをしている間に、不動産税でかなり損をしたようです。（父も叔母も）

 

名義変更は慎重に

 

もしもこれから不動産の名義の手続きを考えている方がいたら、簡単に兄弟だといっても渡さないでください。
兄弟で仲が良くても、息子さんやお嫁さがはいると思わぬお金のトラブルが発生します。

 

そして、なんといっても名義があるほうが強いです。
夫婦でマンションや、一戸建てを購入するときも、夫の名義になることが多いですがほんとうは半分は奥さんの名義がいいのです。
やはり、自分の名義の家があることはいいことです。

 

夫の家は、なぜか土地名義が違う方のところに家を建てていました。
財産がどうこういうよりも、落ち着かないです。
出ていってほしいと言われると、ある程度住んでいる人の権利があってもすごくつらい立場になります。

 

住む所ってそれくらい、大切なことなのです。

 

この記事は、お仕事サイトランサーズに依頼して一般の方に書いて頂きました。