すごく信頼できる人に裏切られると、本当に辛い思いをしますよね。しかも、信頼していた人が詐欺師だったとしたら・・・立ち直れないかもしれません。
今回は「信頼していた先生に心も体もボロボロにされた…」という方のお話です。
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落ち込んだ自分をなだめるために、ある本を読むと…
40代前半女性。私は当時26歳。社会人5年目の理学療法士(女)でした。
そんなある日、病院の仕事で悩んでいた私は大型書店でふらふらと立ち読みをしていました。
落ち込むと、カウンセリングやコーチングの本を読んでは自分をなだめていたので、その日もそのつもりでいたのです。
ある本が目に入ってきました。
著者に感謝の気持ちを送った
「人間関係を良くする5つの魔法」的なタイトルの本でした。
期待せずに本をめくったところ、そこに書かれていた事例が当時の私の状況にドンピシャで、購入することにしました。
私は本を読んで良かったと感じた時には、作者にメールなり手紙を書く習慣がありました。
その本の著者(女性)にも、自分の状況にピッタリで、とても励まされた、感謝しています、とメッセージを送りました。
本の著者からアシスタントにならないかと誘われ働くことに…
数日後、なんと著者から手紙がきました。
私の住んでいた秋田県に行くので、会いませんか?というものです。
私は舞い上がってしまい、手紙に書かれていた電話番号に「ぜひお会いしたい」と連絡しました。
これが始まりです。
なぜか、その女性カウンセラーに気に入られ、アシスタントにならないかとスカウトされました。
勤務条件は、理学療法士の仕事にくらべて収入は減るものの、勤務時間は少なく、何より嫌気がさしていた人間関係から脱出できると二つ返事で承諾しました。
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業務内容や給与面が曖昧・・・
しかし、いざ病院を退職し、女性カウンセラーの事務所に行ってみると、先輩秘書が「いや~、先生があなたにきてもらっても仕事がないからどうしようって言ってたんだよね」とジャブ。
業務内容や給与についての契約書を求めると、「うちは信頼こそ大事にしているから」とうやむやに。
そうこうしているうちに、給与は「将来後継にするから勉強代として」と年間170万もマイナスに。
昼夜なく業務を命じられるが残業代はなし。
理由は「勉強させてもらっていると思って欲しい」とのこと。
経費を使って申告の書類を用意しようとすると、「そういうのは全て私に任せて欲しい」とさらわせません。
体調を崩した私は残業代と未払い給与を請求することに
終電で帰る毎日、泊まり込みも増え、ついに体調を崩した私に「先生」が送ってきた一通のメールは「本当に病気か確かめに人をやるから」というものでした。
とうとう体もボロボロになり心も折れてしまった私は、弁護士を立て、残業代と未払い給与の請求をしました。
その数日後、先生とは連絡が取れなくなり、あっという間に事務所がなくなってしまいました。
人づてに、海外に行ってしまったと聞きました。
その噂を教えてくれた人が、「先生」が脱税していたことも聞きました。
ちなみに、私の残業代と未払い給与は合計300万円以上。
体力はすぐ回復したものの、最後に私がはっきりわかったのは「あの人は詐欺師だったんだ」ということでした。
この記事は、お仕事サイトランサーズに依頼して一般の方に書いて頂きました。
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