皆さんは借金をした事がありますか?
欲しい物が沢山ある・・・ファッション、インテリア、車、バイク・・・人の物欲は全然止まることはありません。挙句の果てに借金をしてしまう。

 

今回は33歳の男性の方に借金をした時の経験をお聞きしました。タイトルは「ファッションの為に初めての消費者金融！借入先を増やして失敗」です。

 

私が借金をした理由
性別	男性
年齢	33歳
その他	主婦・パート

 

ファッションの為に初めての消費者金融

現在33歳の男性なのですが、20代前半の頃にファッションにハマり、必要な分を遥かに超えた数の洋服やアクセサリーを持っていました。当時フリーターだった私は、様々なアルバイトをしていましたが収入はやはり知れています。

 

でも、この頃は消費者金融のお世話になるとは思ってもいませんでした。

稼いだお金はすべてファッションへ

月間20万円～25万円がいいところで、当然正社員のようにボーナスなんかもありません。しかし、若さというのは怖いもので、稼いだお金を後先考えずにファッションへ浪費していました。

 
主に国内のドメスティックブランドの商品を購入していたのですが、その中でも当時流行していた、あるスタイリストが立ち上げたブランドの高い洋服を中心に買っていました。

 
春・秋と新作がリリースされるたびに店舗へ足を運んでは予約したりその場で買ったりしていて、まさに湯水のようにお金は無くなっていきました。

物欲が止まらない

ある時、すぐに買わないと売り切れてしまうくらい在庫の少ないジャケットがリリースされ、私はそのジャケットがどうしても欲しくなりました。しかし、もうその月は他の洋服を購入してお金に全く余裕がありませんでした。かといって給料が入るのを待っていては確実に売り切れてしまいます。

初めての消費者金融

そこで私は初めて、消費者金融を利用しました。
恐らく消費者金融を利用する理由としては、最もまずい部類に入るものでしょう。しかし、借金する事がどういう事なのか、また当時の消費者金融の金利が自分にとってどれほどの影響を与えるものなのかなど、全く考えていませんでした。

 
頭の中は「早く買わないと売り切れる」という事だけです。
当時は総量規制などもなく、借入が初めてだったのもあって審査は簡単に通りました。
20代前半のフリーターに限度額50万円の枠などもすぐに与えられるもので、審査に通るとすぐに10万円を借り入れ、そのお金で欲しかったジャケットを購入しました。

1ヶ月当たりの返済額は余裕で払える

その時、借りても大丈夫だろうと思う理由になっていたのは、1ヶ月当りの返済額は十分に支払っていけるものだという事でした。実際、しばらくの間は滞りなく支払っていました。

 
しかし、私はすぐに「まだ借りても大丈夫」という甘い考えのスパイラルに陥り、欲しい洋服がリリースされて、お金が無かったら借りて購入というサイクルを繰り返しました。

限度額へ到達してしまう

気がつくと限度額の50万円に到達してしまっていました。しかし、支払いを滞らせた事も無かったので2社目・3社目と、借入先を増やしていきました。最終的に120万円を消費者金融から借り入れました。

借金をしている自覚が薄い

この時に感じた事で印象的だったのが、本当にいつの間にか増えていったという感覚を持ってしまっていたのです。借金をしている自覚は薄く、どこか他人事のように捉えていました。

浪費から目を覚ますのには時間がかかる

消費者金融へ全て返し終わるのに3年程掛かり、ファッションへの浪費から目を覚ますのにも時間が掛かりました。支払いが遅れる事は無かったのですが、結局金利を支払うために洋服を買うのを我慢する事になったりと、自分を苦しめる結果となりました。

 

この記事は、お仕事サイトランサーズに依頼して一般の方に書いて頂きました。