ギリシャが日本の投資家向けに発行した国債「サムライ債」117億円を期日通りに全額返済しました。
日本の投資家にとっては、ホッとしたニュースだったのではないでしょうか。
当面はデフォルト危機はまぬがれましたが、「 期日通りにお金を返しました! 」というだけで、本当に危機は回避できているのかが少し気になります。
スポンサードリンク
なぜなら次は2016年に460億円もの金額が残っているからです・・・。
ギリシャの債務は2015年3月31日時点で42兆円と言われています。
あまりの大きさにびっくりしますよね・・・。
この金額を見ると、とんでもない金額であることがわかります。
では、日本に目を向けてみましょう。
日本にはどれくらいの債務(借金)があるかわかりますか?
なんと1053兆円と言われています。
スポンサードリンク
日本の方がギリシャよりやばい!?
もちろん日本も大きな借金を抱えているのは一目瞭然なのですが、それではなぜギリシャばかりが騒がれているのか?
それはお金を借りれるかどうかの違いなんです。
世界で日本の評価はまだまだ高く、国債を発行すれば買ってくれる国は沢山あります。
しかし、ギリシャは危ないという事もあり、お金を貸してくれる人が少ないんです。
それが大きな違いと言えるでしょう。
日本の評価は高いからとはいえ、いつ「日本がやばい!」となってもおかしくはないんですけどね・・・。
とにかくギリシャの危機は一旦回避されたと思います。
しかし、まだまだ安全とは言えないギリシャは今後どのような動きをしていくのか注目が集まると思いますので、ユーロ圏の通貨を持っている人は十分に注意して取引した方がよいと思います。
スポンサードリンク