結局、東芝は5年間で累計548億円の営業利益かさ上げがあったと記事になっていました。
それにより、 東芝社長が辞任 を発表しました。
やはり社長から幹部への圧力のかけ方が度を越えていたという事でしょうか
今回はこの事件における株価の変動を見てみたいと思います。
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東芝の株価は2012年の250円くらいから考えると、2013年に550円くらいをつけ、
450円~550円くらいの値幅で動いていました。
しかし、ここ最近は不調が続き、今回の事件をうけてついに300円台まで値を下げました。
今回の内容を詳しく見ると、担当者が適切な会計を提出したにも関わらす、田中社長が「幹部に対して計上時期をずらすことを検討させた」為、適切な会計が認められなかったらしいです。
こう考えると、社長は不正を強要した事になります。
この事が事実であれば社長が辞任させられたとしても納得がいきます。
インフラ関連工事を中心に21件の不適切な会計処理があったと説明がありましたが、関係者の間では半導体、パソコン、テレビの部門も合わせると2000億円規模の不適切な会計処理があるとみています。
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2000億円って・・・すごいですね
大企業に位置づけさせられている上場企業の社長は、株主のプレッシャーもあってこのような事になっていたのでしょう。
プレッシャーというものは精神をどんどん削られていくので、自分で考えた事と異なる行動に出てしまうことがあります。
しかし、大企業の社長である以上、このプレッシャーに耐える器が必要になると言えます
上場している大企業で、しかも社長にも関わらずこのような事態に陥った事を考えると、 お金を稼ぐ という事は本当に難しい事なんだと実感させられます
東芝という大企業の今回の失態は、株主に大きなダメージを与えてしまいました。
今後、東芝はどのように盛り返してくるのか、その動きに対して株主はどう見るのか、株価はどう変化するのか、とても注目されそうです。
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