私が子供の頃、辰吉丈一郎はスーパースターでした。
ちょっと怖くて、ちょっとおちゃめな辰吉丈一郎のファンの方はすごく多かったんじゃないでしょうか？
その息子がボクサーになってメディアを騒がせています。

 

デビュー2戦目もKO勝ち！なんだかうれしいニュースです。

 

今回は、どうすればプロのボクサーになれるのか？ボクシングはどれくらいお金を稼ぐことができるスポーツなのか？を調べてみました。

 

どうやったらプロのボクサーになれるの？

 

まず、プロボクサーになる為にはJBCのライセンスが必要になります。受験資格を得る為には以下の3点をクリアーしている必要があります。

 

 

これだけでも、想った以上に狭いと感じました。
17歳～32歳って事は、かなり早い段階でプロを目指さないといけないですね。33歳からプロボクサーになりたい！と思っても、もう遅いってことになります。

 

ボクシングのプロテストは筆記試験と実技試験に分かれていて、その内容によって合否が分かれます。

 

ライセンスの種類はA級、B級、C級に分かれていて、ほとんどの人はC級ライセンスからはじめます。

 

ライセンスの制限

プロボクサーの年齢制限は16歳～37歳までになっています。

 

ボクシングC級ライセンスとは？

C級ライセンスとは、４回戦以上の試合に出場できるライセンスになります。4回戦以上というのは、4ラウンドの試合を行うことができるという事です。

アマチュアボクシングで5勝以上をあげた人は、プロテストを受けなくてもC級ライセンスを取得することができます。

 

ボクシングB級ライセンスとは？

B級ライセンスとは、６回戦以上の試合に出場できるライセンスになります。6回戦以上というのは、6ラウンドの試合を行うことができるという事です。

 

アマチュアボクシングで大きな実績をあげていたり、日本ランキング10位以内の実力があると認められるとB級ライセンスからはじめる事ができる可能性もあります。

 

ボクシングA級ライセンスとは？

A級ライセンスとは、８回戦以上の試合に出場できるライセンスになります。8回戦以上というのは、8ラウンドの試合を行うことができるという事です。

 

A級で8回戦に勝ち続ければ日本チャンピオンに挑戦する事ができるようになります。

 

ボクシングってどれくらい稼げるの？

 

人気やタイトルの大きさによって異なります。
元東洋太平洋ライト級王者の坂本博之さんによると、デビュー戦のファイトマネーが3万円、新人王で10万円、日本タイトルで50万円という事なので、その過酷な環境がわかります。

 

努力して努力してぎりぎりまで追いつめて、やっと日本チャンピオンにたどり着いた時点でも、まだ50万円というファイトマネーと考えると、ボクシングでお金を稼ぐ為には、世界チャンピオンまでいかないと厳しいのか・・・と思います。

 

世界チャンピオンは稼げるの？

 

世界チャンピオンになると、ファイトマネーの額は大きく変わってきます。

 

少し大げさな例ですが、世界で最も稼ぐスポーツ選手という肩書をもつフロイド・メイウェザー（対パッキャオ戦）のファイトマネーは約368億円と言われています。

 

ここまでくるとすごすぎますよね・・・。

 

でも、日本の世界チャンピオンでも1回のファイトマネーでも数千万円レベルはもらえるそうなので、やはり夢が広がりますよね

 

世界チャンピオンでも人気によってファイトマネーは違うの？

 

そこがこの世界の面白い所なんです。とにかく人気があって、金額の高い席でも見に行きたいと思われる選手かどうか？どのテレビ局で放映されるか？どの時間で放送されるか？どれくらいの人口が見るのか？によってファイトマネーの金額は変わってくるそうです。

 

とにかく人気さえあって注目されれば、世界チャンピオンより稼いでしまうという事もあるようです

 

夢のある職業、プロボクサー

 

お金の面から見ても、とても夢のあるボクサーだと思います。今回は辰吉寿以輝選手の記事について書きましたが、とにかく頑張って世界チャンピオンになってほしいと思っています。

 

日本人でも世界チャンピオンになった方は沢山いらっしゃいます。世界で注目されてメイウェザーのよに稼ぐボクサーが現れる事を期待しています