人生において常にチャレンジすることは大事なことです。しかし守るべき家族がいる立場では大胆なチャレンジを決断するには家族の理解が重要になってきます。
今回は「夫の第二の人生を応援!その間、収入が少なくつらかった…」というタイトルで話をお聞きしました。
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夫が仕事を辞めて資格を取得する学校へ行きたいと言い出し…
47歳女性。
私は人生の中で、一番お金がなかった時期は、今から10年と少し前でした(35歳~38歳の時です)。
その理由は、夫がそれまでしていた仕事を辞めて、違う仕事をするための、資格を取得する学校へ行きたいと言い出しました。
年齢的に、資格を取ったり、学校へ行くには今の時期を逃したら駄目だという事を相談されました。
当時はある程度の収入を得ていて夫でしたので、私は子供がまだ小さかったために、無職でした。
行きなり第二の人生の為にと言われても、当時はなかなか受け入れるはできませんでした。
私たち家族は夫の第二の人生にかけてみることに…
その理由は、第一に金銭面です。
夫が資格を得る為に通う学校は自宅からは通えない距離にあるので、引っ越しをしなければならない分りました。
とても二重生活で賃貸住宅を借りる事は出来そうにないので、自宅に関してもそれまでの住まいの場所から引越さないといけない状況でした。
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なかなか働くことが困難な日々
次に子供がまた幼稚園生でしたが、新しい街では当然、幼稚園には通わせないといけなという問題や、その街で私がパートタイマー程度でも働けるか分からない状態でもありました。
義理親や兄弟にも散々相談した結果、私たち家族は夫の第二の人生にかけてみる為に、夫に全面協力をしようと決意しました。
考えてみれば、子供にもまだ沢山の教育費がかかっていない時期でしたので、この時期を逃したら、本当に駄目だと感じたので、すぐに行動を移すためお金の計算や準備に入りました。
夜はキャンドルで生活する事もあった日々…
少し不安を抱えながらも突入した、夫の第二の人生をはじめるべく生活が始まり、大変だと感じた事は、やはり金銭問題でした。
新しい街ではなかなか私がパートを出来る場所もみつける事ができない上に、収入はほぼありません。
学費、家賃、生活費、子供の幼稚園にかかるお金、交際費と入れると、想像上に出費が多くかかりました。
電気代を節約する為に、夜はキャンドルで生活する事もあった日々でした。
夫はアルバイトをし、私は内職をする
あまりにお金がかかってきたので、夫が学業の合間にアルバイト(ピザ屋)をして、月に5万程度の収入をようやく得る事ができて、私も内職の仕事をみつける事ができまして、月に4万程度稼げる様になりました。
しかし、合計しても10万足らず・・・なんとか3年間をやっていかないといけないので、食費を削ったり、今まで持っていたブランド品や宝石類も小出しに処分をして、細々と生活をしていました。
また周りの方には、苦しい生活を見せないようにする事も精神的に大変でした。
今となっては大変良い思い出と共に、夫が早めに第二の人生を決断した事で、10年前より明らかに収入を上げる事が出来たので、あのお金が苦しかった時代が懐かしいとさえ感じます。
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