上京して大学生活がスタートとなれば、いろいろやりたいことが増えてついついお金を使ってしまうことがあります。
今回は「大学進学のため上京してからのバイトと学業の両立生活」というタイトルで話をお聞きしました。
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一番厳しい生活を送っていた大学時代
今年40歳になる男で、フリーのアーキテクトをやっています。
以前は設計事務所に勤めてましたが独立して自宅を改装してそこを事務所しています。
独立した時には収入の面で不安がありましたが、順調に仕事を頂けるようになりました。
大学の時が一番厳しい生活
今でこそ安定した生活を送れていますが、自分の人生を振り返って一番厳しい生活をしていたのが大学の時です。
私は九州の出身で大学進学と同時に上京してきましたのですが、親元から離れて一人暮らしとなりアパートの家賃と学費と最低限の食費分は親が仕送りしてくれたのですが、それ以外の生活費は自分で稼げと言われたので授業と並行してアルバイトを行う日々が続きました。
賄いがある居酒屋でアルバイトをするがクビになり…
アルバイトは居酒屋にしました。
居酒屋を選んだ理由は時給が他のものよりも断然良かったことと、賄いもあるのでで食費を浮かせることができることです。
こうして学業とバイトを順調に両立することができると思っていたのですが、そのうち学校の授業が忙しくなってきたことと、レポートの提出が多くなりかなりバイトを休みがちになりました。
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バイトをクビになってしまった
まだ携帯電話を持っていなかった私はバイトの出欠を報告せず、それが元でせっかくのバイトがクビになったのです。
授業が忙しい時期と重なったこともそうなのですが、一言でも居酒屋に断りを入れておけば良かったと後悔しています。
でもそれを言うともう来なくていいよと言われたかも知れません。
どっちにしろバイトは難しい時期だったので一旦休んでまた別のバイトを探そうと思っていました。
授業がだいぶ落ち着いてきたのでアルバイトを探そうと思った時に、大学で友人から軽音楽サークルに勧誘されました。
サークルやるとバイトする時間が取れないと断ったのですが、女の子もたくさんいるから仲良くなれるよという一言につられて入ることになりました。
サークルに入り付き合いが多く出費が重なり家賃を滞納…
軽音楽サークルは女の子もいて確かに楽しそうな雰囲気でしたが、このサークル結構拘束時間も長いし、練習も大変だし、打ち上げの飲み会も頻繁にあったりで結構大変でした。
バイトを探すことができないまま実家から仕送りして貰っていたアパートの家賃を含む生活費は、サークルの付き合いに流用するようになり家賃を滞納するようになりました。
家賃を滞納して親から激怒された
それが元でアパートの大家さんが実家に滞納していると連絡されてしまい、親からこっぴどく怒られてしまいました。
結局家賃は親が負担することになりましたが、以後仕送りは大幅に削られてしまいました。
そのためせっかく入った軽音サークルも数か月で辞めることとなり再びバイトと学校の掛持ちの生活を送ることになりました。
バイトも楽なものは時給が低いので、時給の高い建設現場など肉体労働が主になりましたが建設現場の仕事は大変で授業に差し支えるほど疲労が蓄積しました。
大学卒業まで満足に遊ぶこともできず充実したキャンパスライフとは無縁の生活でしたが今思えばあの厳しい環境があったからこそ困難に直面しても乗り切れるようになり、今充実した生活が送れているのだと思います。
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